安全に暮らせる街を実現したい!


今議会で取り上げるテーマを紹介します。

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市内でも凶悪犯罪は起こっている
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全国的に匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)による凶悪事件が多発しています。

昨年、久喜市内の民家に押し入って金品を奪ったとして、千葉県の高校生らが逮捕される事件が発生しました。


また、県警の発表によると2023年には久喜市内で発生した侵入窃盗事件は123件です。

昨年夏の久喜市内を含む計8件の連続放火事件も大きな恐怖を与えました。


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40%の刑法犯を減らした「見守りカメラ」
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兵庫県加古川市では、市民の安全を守るため市内に約2,000台の「見守りカメラ」を設置しています。

この見守りカメラは、単なる防犯カメラではありません。


子どもや認知症の方など希望する方にタグを配布し、位置情報履歴をご家族に伝える機能も搭載されています。(行方不明対策)


令和4年以降は、悲鳴を感知したり、一定以上の車の接近を知らせる車の高性能の高度化見守りカメラを導入。

見守りカメラの効果は大きく、加古川市は刑法犯を約4割減少させました。(令和5年度の捜査協力のための映像提供は約1000件)

尚、見守りカメラの導入費用は約5億円。

加古川市(人口約25万人、面積は約140k㎡)と久喜市(人口約15万人面積約82k㎡)のサイズを考慮すると、4億円前後の費用が必要と思われます。(+7年前後での交換費用)


久喜市は現在、駅前広場や公園などに数十台の防犯カメラを設置していますが、幹線道路には設置していません。


また犯罪の抑止に繋げるには台数が少なすぎます。

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プライバシーの保護と、目的の明確化
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街中にカメラを増やすうえで、守るべきは生活のプライバシーです。

見守りカメラは「プライバシーマスク」機能により、住宅などの公共空間以外が撮影されないように設定されています。

また、犯罪捜査等の目的以外には、外部に提供されることが無いように、条例を定めています。

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久喜市の責任
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基礎自治体が最優先で果たすべき責任は「市民の生命と財産を守ること」です。

「守る」ための政策は、ある意味目立ちません。

犯罪や事故を「未然に防いだこと」が形として見えづらいからです。


しかし、例え目立たなくても、絶対に手を抜いてはいけない領域が「安全」です。

公共施設やインフラのメンテナンスも然りです。


私は、やるべきこと、正しいことを、速やかに実現する久喜市であるべきと思っています。

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