幸手市、杉戸町から久喜市へ可燃ごみの受け入れ要請!
久喜市は、新ゴミ処理施設の建設を控えております。
新施設の概要も固まり、いよいよ建設を待つばかり、といった矢先!
幸手市、杉戸町からオファーにより、久喜市の新施設で幸手市、杉戸町の可燃ごみを受け入れる案が浮上しています。
もちろん、ただで受け入れるワケは無く、以下2条件が前提となります。
•毎年、委託料を受ける(≒処理経費、維持費)
•施設建設費を幸手市、杉戸町にも負担してもらう
幸手市、杉戸町は単独でゴミ処理施設を建設、運営するよりお金が掛からず、
久喜市も、建設費が安上がりになるうえに、スケールメリットにより維持費も抑えられるワケです。
※具体的な財政効果については、現在専門業者が試算を作成中であり、この試算をもって受け入れの是非を検討することになります。
私は、この件を議論した委員会において
「久喜市に大きな財政メリットがあるなら、受け入れは賛成。ただし交渉の期限を明確にするべき」
と発言しました。
理由は次の2つです。
①人口減社会を迎える今、単独で大型施設を抱えるより周辺自治体と集約した方が(行政用語で『広域化』といいます)効率が良いのは明白だから
②しかし、久喜市の現有施設の老朽化は、待った無しの状況で、ズルズルと条件交渉をして、現有施設維持に経費を投入しては本末転倒。そもそも先方からのオファーであるという前提に立てば、久喜市にとって交渉を長引かせるメリットは無いから
そのような議論を経て
このほど公開された協議開始の文章には、
交渉期限は本年12月末と明記されました。
まもなくはじき出される財政メリットの数値を見て、受け入れの是非をしっかり考えて参ります。
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新市長となり、様々な分野でこれまでの計画が見直しとなることが増えています。
私は、従来の計画より、良くなるのであれば計画の見直しは歓迎する立場です。
今回のゴミ処理広域化も、市長が変わったから、オファーが届いたものと思います。
何にも囚われずより良いものを目指して、是々非々で議会活動を続けて参ります。
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