【議会活動の成果】 東鷲宮駅前を「路上喫煙禁止区域」に!
2016年、2018年、2019年と議会で取り上げてきた東鷲宮駅前、路上喫煙問題。
やっと形になりました。
きっかけは、東鷲宮駅で朝にビラ配りをしている時に見た、小学生が通学する真横で大人たちが大量に喫煙している光景でした。
久喜市の条例上、路上喫煙を禁じるには、その場所を「禁止区域」に指定する必要があります。(ただし歩きタバコは区域に関係なくNG)
そこで東鷲宮駅前を、禁止区域に指定するように提案したわけですが、
壁になったのは「禁止区域」には「喫煙所」を設置して、分煙化するという久喜市の方針でした。
確かに喫煙所が無いと、ルールが形骸化し、禁止区域が机上の空論になることも理解出来ます。
しかし喫煙所を設置することで逆に受動喫煙を誘発しては本末転倒です。
そのため、設置する喫煙所は受動喫煙防止の観点から、厚生労働省が示す屋外分煙施設の技術的留意事項に適合するものになるよう求めました。
屋外分煙施設の技術的留意事項(パーテーション型)
■パーテーションの高さ2メートル以上
■下部吸気10センチ〜20センチ
■出入口はクランク構造
今回、設置された喫煙所はこの基準をクリアする構造になっているだけでなく、
地域の意見を参考に人通りが出来るだけ少ない場所を選定するなど、受動喫煙防止の観点を織り込んでいます。
また、喫煙所の外で吸う方がいなくなるように、巡視員の強化も求めます。
こうした事例を皮切りに他の駅前においても受動喫煙を防止できるように、引き続き取り組んで参ります。
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