メール•FAXの活用に「半年」かかった話
私も介護予防リーダーとして参加している久喜市の介護予防事業はつらつ運動教室。
教室実施後に各リーダーが作成する日報の提出方法が「役所に持参」のみだったため、
メール•FAX•郵便などを使った代替手段を提案したところ、
提案から半年(!)の検討を経て、メール、FAXによる提出が可能になりました。
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本来、議会で取り上げるほどの話でも無かったのですが、
運動リーダーとして担当課に相談しても遅々として進まなかったので、議会提案に至りました。
それでも、議会提案から改善まで半年かかりました。
担当部署は、誤送信による個人情報の流出などを心配していたらしいのですが、
それは書式で解決出来るし、そもそも、その観点に立つならば、持参している途中に紛失するリスクも考慮するべきです。
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小さなことでも「変える」にはエネルギーが必要で、
前例にしたがっておとなしく現状維持をしておいた方が、楽なのは心理として理解出来ます。
でも、持参という手段に限定するのは、時代にあっていないのは明らかで、やがて必要になることが明らかな改善は一刻も早く行うべきです。
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市役所は全体的に「役所に来させる」という方法を当たり前だと思っているように感じます。
あまり使いたく無い言葉ですが、「お役所体質」が顕著に現れる一幕と言えます。
持参は選択肢の1つとして否定しませんが、
「手数を減らす方法=相手の時間を奪わない方法」も絶えず考えるべきです。
細かい話で、役所からは嫌がられてるだろうなとも思いつつも、
市役所がサービス業である以上、細部に届く「顧客目線」は絶対に必要ですし、一事が万事だとも思います。
引き続き、顧客目線を提案し続けます。
提案した際の議会質問はコチラ
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