目立たなくても、大切なことを



議会活動の成果をお知らせします。

昨年11月議会、今年2月議会と連続で取り上げてきた「PCB(ポリ塩化ビフェニル)問題」

ざっくりと説明しますと、PCBとは古い変圧器や、コンデンサ、安定器(業務用蛍光灯)に使用されていた有害物質。

発がん性を含む重篤な健康被害が報告されています。

1972年には製造が禁止され、国は特措法に基づき期限を定めて処理を求めていました。

PCBのうち、特に高濃度PCBと分類されるものは、すでに処理期限が到来しているのですが、処理施設の閉鎖までは「特例として」受け入れる最終期限が来年度末に迫っています。


期限内に処理しきれなかった場合は、自治体が厳格に「永久保存」を義務付けられます。


久喜市役所停電問題で、電気系統の点検報告を全てチェックした際に、


久喜市がPCBの処理どころか、点検すら曖昧になっていることに気がつき、議会で対応を求めてきました。


そして、この度の6月議会で点検と処理のための予算がやっと確保されました。

目に見えないリスクは先送りにされがちです。

でもリスクが顕在化したときは、誰かに危険が及ぶ時です。

リスクの芽を摘み取ることは、目立ちません。


- 目立たなくても、誰かが危険に晒されないように、やらなければいけないことを先送りしない-


私は、そんな市政を目指したいと思っています。

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