不透明な手続きで経費2.2億円増
先日来お伝えしております、東鷲宮駅前施設の経費大幅増額問題。
議会で確認したところ以下の事実が明らかになりました。
•工事費を賃料に上乗せして久喜市が支払うことになっていた。ただし工事費の範囲について文書での合意は無し
•賃料に関しても口頭で確認していたので、税込か税別か確認が漏れていた
•工事が完了して10月の使用開始の直前である8月に契約を締結しようとしたところ、ミスが発覚した
総額30億円近いプロジェクトを、契約に至るまで「口頭で確認してきた」というのは、常識的に考えられません。
例えば、自宅のリフォームをするとして、金額を書面で確約しないまま工事に入ることがあるでしょうか?
テナントを借りるとして内装工事を終えて後戻り出来なくなってから、賃料の契約をすることがあるでしょうか?
市役所が行う事業の原資は税金です。
税金は、あくまでお預かりしているものです。
「確認ミスでした!」で何億円もポンポンと追加できるものではありません。
市役所のチェック機関である議会として、当然ストップをかけるべきでしたが、
増額議案は、賛成多数で可決されてしまいました。
何のために市議会があるのか、考えるべきと思います。
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