議会活動の成果-ムダ事業削減
久喜市ダントツ戦略会議。
当初は「民間有識者を集め、シンクタンク的な会議を行う!」
と謳われて、鳴り物入りで始まったものの
市役所職員向けに毎年度単発の講演会を行うだけで、終わっていた事業です。
事業開始から3年。
シンクタンク的な会議は、結局一度も開かれることはありませんでした。
有識者の人選、運営の手間がネックとなり頓挫したものと思います。
ただ、ダントツ戦略会議は前市長の発案であるため、簡単にやめるわけに行かず、アリバイ作りの講演会が続けられてきました。
私は、委員会で何度も「事業の目的がブレているだけでなく、効果も不明であり、ムダであること」を指摘してきました。
無事、今議会補正予算にて事業廃止が決まったことをご報告致します。
補正予算では、現年度の急遽の出費に対応するだけでなく、不要と判断された予算のカットも行われます。
来年度予算からではなく、補正予算でカットされたことは大きな意味があると考えます。
削減された金額は31万円。
久喜市の予算規模約500億円からすると、大きな金額では無いかもしれません。
しかし原資が税金である以上、ムダには徹底してこだわって参ります。
行政は「はじめる」ことは得意ですが、「やめる」ことが苦手と感じます。
少子高齢化、人口減の時代。
選択と集中のために「やめる勇気」も必要です。
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