久喜市の人口が『増加』している要因

梅田修一市長が、ご自身のブログに

「うれしい報告」として

『令和5年度において久喜市の人口が合併後初めて増加となりました!』

『引き続き「多くの人に選ばれる久喜市のまちづくり」を推進してまいります。』

と記しています。


私は、市長のこの姿勢に違和感を覚えます。


まず、人口増加は、外国人の方(主に技能実習生)の増加による影響です。


【令和5年度の久喜市内人口増減】

日本人:-326人
外国人:+455人


出典

もちろん、外国人の方にも選ばれる久喜市であることは重要であり、『人口増加』は良いことですが、

外国人労働者(技能実習生)の増加は全国的なトレンドです。

直近5年で30万人増加しています。

このような外的要因による人口増加と、

市の施策が奏功しての人口増加は分けて考えた方が、政策の効果検証として適切であるように思います。

政策の舵取りを担う市長が、そうした背景には一切触れずに、


単に数字だけを見て『人口が増えました!』と殊更にアピールする姿勢では、

政策のPDCAが全く機能していないと言わざるを得ません。


さらに梅田修一市長は同じブログの中で、市内出生数が過去最低であることにサラっと触れていますが、

むしろ、私はこちらに危機感を持っています。

0コメント

  • 1000 / 1000