学校防火設備267箇所の故障を放置
【議会で取り上げるテーマ①】
市に請求していた『建築基準法12条点検で「要是正」と判定された箇所の一覧』が先日公開されました。
一覧を細かく精査したところ市内32校中30校の防火扉や防火シャッターなどの防火設備に
「感知器故障」「(防火扉が)開かない」「ちょっとの震動で開く」「危害防止装置なし」など、
計267箇所の故障を指摘されながら、放置していることが分かりました。
防火設備は人命を守るため設置が義務付けられた設備です。
また誤作動により防火シャッターに挟まった児童が死亡した事例もあります(さいたま市)
いずれの側面からも厳正に管理する必要があるのは言うまでもありません。
予算不足を理由に必要な修繕を「先送り」にする体質は、根深いものがあります。
修繕を先送りにしているうちに、新たな不具合が起こり、いつもどこかが壊れている、負のスパイラルを終わらせるべきです。
一刻も早い修繕と、そのための予算措置を求めます。
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