130キロのコンクリート塊が落下

久喜駅西口デイリー前において、当該地点の上にかかる歩道橋から130キロのコンクリート片が落下する事故が発生しました。

朝日新聞にも2日間に渡り、大きく取り上げられました。


通常『道路』に架かる歩道橋には5年に一度、専門業者による点検義務が生じますが、

久喜市は立体通路の下は『道路』ではなく『広場の通路』だとして、今まで一度も専門業者による安全点検を行なっていませんでした。


画像の赤線で『道路』と『広場の通路』が分かれるから、点検義務は生じていなかったというのが、市の主張です。

※このあたりは法的に複雑なので、後にブログでまとめます。

しかしながら、多くの自治体では駅前広場など公共性の高い場所に架かる通路に対して、道路法に準じて安全点検を実施しています。

例えば立川市


今回はたまたま落下したのが、深夜だったので人に当たりませんでしたが、時間によっては命に関わる可能性もありました。

数メートルの行政的な境界など、市民の安全には全く関係ありません!



上の記事にあるように危険性を認識していたなら、尚更です。


次回市議会で取り上げるべく、阿部 司衆議院議員にお願いして、道路法や都市開発の所管である国交省の方に、今回の事案に関しての考え方を詳しく伺ってきました。

国政とも連携して、二度とこのようなことが起こらないように取り組みます。

詳細はまた、ご報告します。

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