中3英検3級以上80%へ
今議会では、第3期教育振興基本計画が可決されました。
(教育委員会が定めた、久喜市の教育活動の指針となる計画です)
計画には種々の数値目標が掲げられるのですが、私が注目しているのは
「中学3年の英検3級程度の英語力80%」という目標です。
ちなみに中3の英検3級取得率は全国的には47%、久喜市は現在58.6%です。
もし80%を達成できれば、全国でもトップクラスの成果となります。
まさに教育委員会が掲げる「教育を受けるなら久喜市の学校で」を具現化するもので、市外から子育て世代の流入も見込めるインパクトに成り得るでしょう。
達成に向けた具体策は今後詰められますが、まずは教育委員会から大目標が掲げられました。
議会からもサポートしていけたらと思います。
また、学校現場が抱える「新しい取り組みが増え続ける」というジレンマにも目を向ける必要があります。
総合、プログラミング、もちろん英語も。。。新しい取り組みが増える分、旧来の取り組みを削らないと、業務量は増える一方です。
そして、先生方の離職・教員不足は、社会問題というレベルにまだ達しようとしています。
教育に関する取り組みは、どれも「重要」であることは理解しますが、人的資源も時間も有限であることはゆるぎない事実です。
現場に判断を任せるのではなく、教育委員会が旗を振ってスクラップアンドビルドが進めるべきです。
この点は以前より議会で指摘していますが、
引き続き取り上げて行こうと思っています。
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