福祉タクシーチケットの不正?

市民の方から「福祉タクシーチケットが不正利用されている」との情報が寄せられたため、議会で取り上げました。




福祉タクシーチケットとは、重度心身障がい者の方に年間36枚支給されるタクシーチケットのこと。


1回の乗車につき、チケットを1枚(初乗り運賃分に相当)使用することが出来ます。

要は、初乗り運賃分を市が負担する制度となります。

寄せられた情報によると、不正の手口は以下の通り。

①実際はタクシーに乗っていないのに、チケット保持者が、チケットを額面の何割引きかでタクシー運転手に売却
→チケット保持者は余分なチケットを現金化できる


②タクシー運転手は、使用済みチケットとして市に申告。額面通りの金額を得る。
→①と、②の差額分を得ることが出来る


議会での答弁により
他の利用実績と比較して、明らかに不自然な使用実績が発見されたことが明かされました。

【不自然な使用実績例】

・1日で5枚以上の使用 

・1か月で36枚の使用 

1日で5回タクシー乗車?

1年で使うチケットを1か月で集中消費?しかも1か月でタクシー乗車36回??

たしかに首をかしげたくなる数字です。。。  



困っている人に寄り添うための制度の悪用は、絶対に許されない行為です。


答弁により、本件に関わる調査・対策が開始されることも明らかになりましたので、引き続き注視して参りたいと思います。

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