チョコレートクラッシュ 夏の大会


埼玉県スポーツ少年団中等部軟式野球大会。


みんな本当に良く頑張りましたが、残念ながら敗退となりました。

これをもって3年生は引退となります。

3年生が引退し、代替わりしていくのは毎年のことですし、遅かれ早かれこの夏には引退を迎えるのは分かっていること。

それでも、引退に接するこの時期は、非常に寂しいものです。


文部科学大臣杯(久喜・幸手予選)3位、春日部大会3位、白岡大会準優勝など、大会でも毎度楽しませてくれました。

野球の技術に加えて、私が選手たちに身につけて欲しいと思っているのは

「思うようにいかないときにも、前を向く力」です。

この夏は、成長を感じるシーンを何度も見る事が出来ました。

7月。

ある大会で逆転を許し、ポジションの都合から選手交代を告げられた選手が、ベンチに戻るなり

「ベンチから盛り上げるぞ!」


と声をあげ、

「お前らそんな顔すんな!ここからだろ!」

と、自らの悔しい気持ちを抑えて、仲間に声を掛けていたこと。


今まではエラーすると、すぐに下を向いていた選手が、エラーした時こそ、声を出して自分を鼓舞していたこと。


指示を待つばかりだった選手が、仲間に声をかけられるようになったこと。


そして、最後の大会で、敗退が決まった後。
誰に指示をされるでもなく、用具置き場に使わせてもらった通路を黙々と掃除していたこと。


そんなシーンを見る度、彼らの成長をもう少し見ていたい気持ちになりました。


•グラウンドで学んだ事を、グラウンドの外でも活かす

•どんな状況でも、前を向いて「今出来る事」を探す

いつも選手たちに伝える事は、自分自身に刻むべき事です。

彼らと出会い、チームの活動から多くのことを学ばせて頂いていることに心から感謝しています。

中学3年。

勝負はここからです。

チョコレートクラッシュで得た経験と、仲間が

彼らが未来を拓いていく力となれば、これほど嬉しいことはありません。

0コメント

  • 1000 / 1000