96歳×0.5歳

お正月は秋田の実家へ。


私の祖父(96歳)は90歳を超えてからパソコンを始めて、最近はタブレットも操るデジタル爺さんです。


今回は私の従兄弟が持ってきたMacBookに興味津々。

タイプライターで鍛えたブラインドタッチの精度をあげるべく、ことわざを入力し続けていました。



年齢で限界を決めず、新しいことを自分から楽しもうとする祖父を私は尊敬しています。



そんな祖父は戦時中、通信兵として中国本土に派兵されました。

あまり戦争の話は自分からしないのですが、

たまに口を開くと

ある作戦中、3隻の船で移動していると1隻が沈められ大切な仲間を多く失った話をしてくれます。

もし、その1隻に祖父が乗っていたら、私は存在しません。

戦争が終わり、故郷にたどり着くと両親が号泣して迎えてくれたそうです。


 今回の帰省では、祖父母に、ひ孫(私の息子)を抱っこしてもらうことが出来ました。



幸運にも繋がれてきた命のバトンを、私もしっかり繋がなくてはと、祖父の話を聞くたびに思います。

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