能登町へ

災害ボランティアとして能登町に行ってきました。



微力でも役に立ちたいという思いはもちろん、 地方行政に関わるものとして現場を肌で感じる必要があると考えたからです。

私が担当したのは、半壊家屋からの家財道具運び出しでした。

尚、全壊も半壊も人が住める状態ではなく、いずれも公費解体の対象です。

しかし、中に人が入れない『全壊』と違い、『半壊』の場合は原則として建物内の家財一式を、災害ゴミ置き場まで、家主やボランティア等が運び出す必要があります。

家主の方からは『全て捨てていい』と言われたものの、生活の雰囲気が残る家屋から、思い出の詰まっているであろう家財道具を搬出するのは、とても忍びないものでした。

能登町の職員の方々、そして応援で入っている他県の職員の方々は、とても丁寧かつ明るく対応して下さいました。頭の下がる思いです。 

市民の生命•財産を守り、いざというときには先頭に立つ『行政』の責任の重さを改めて感じます。

能登の街に、穏やかな日々が戻ることを願ってやみません。

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