堤防の上にコミセンを移転?
久喜市は、老朽化が進む『栗橋総合支所』『栗橋中央コミセン』『イリス図書室』を集約した『栗橋市民プラザ』を栗橋駅前に新設する予定でした。
利便性も高まることから、私も上記方針に賛成でした。
ところが、本来2024年に完成するはずだった栗橋市民プラザは先送りにより、遅々として進展せず。。。
ついに市長は『栗橋市民プラザ』計画を断念。
コミュニティセンター機能を駅前から切り離し、堤防の上に新設する防災施設に付帯させることを表明しました。
以下、画像の坂道の上が建設予定地。
ご高齢の方も多く使うコミュニティセンターが、高台の上に移転して、利便性が下がるのは明白です。
新設に伴って栗橋中央コミセンは取り壊しになりますし、2030年以降には栗橋文化会館(イリス)も取り壊す方針だそうです。
そうなると、近い将来栗橋駅周辺のコミュニティ施設は、高台の上にしか無くなります。
市の右往左往によるツケが、利便性を大きく毀損させることになります。
コミセン予定地が、どのくらい高台なのか動画で説明しました。
本件、議会でも扱います。以下議会質問の該当部分です。
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栗橋市民プラザは行政機能とコミュニティセンター機能、図書室が一体となった施設になるはずだったが、コミュニティセンター機能は防災公園管理棟に付帯するとの方針転換がなされた。
「集約」という当初のコンセプトから外れる意思決定である。
防災公園管理棟は堤防の上につくられるとのことだが、徒歩や自転車でのアクセスが極めて悪い。
高齢化が進む中、高台の上にあるコミュニティセンターが地域の核として機能するとは思えない。
栗橋文化会館も第2期に除却を予定していることを踏まえると、遠くない将来に、栗橋駅周辺にはアクセスの良い貸館機能は無くなることになる。
当初の栗橋市民プラザ案を堅持するべきと考える。市の見解を伺う。
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