【速報】学校修繕予算がつきました!
本日、緊急の修繕予算を措置することを、ついに市が決断しました。
危険な学校外壁(12校分)を今年度中に詳細検査の後、設計を行い順次修繕工事を実施します。
〔修繕対象校〕
久喜東中、久喜中、久喜南中、鷲宮中、菖蒲中、太田小、久喜東小、久喜北小、清久小、菖蒲小、小林小、三箇小
また、久喜中の雨漏りは、すぐに応急措置をしつつ、今年度中に詳細設計。来年度に本格工事を実施するとの方針が示されました。
先日の新聞報道に続き、今朝はテレビ朝日とフジテレビの番組も久喜市の公共施設管理の杜撰さを取り上げました。
ここまで報道されるほど、今の維持管理方針は常軌を逸しています。
今日の緊急修繕予算には、もちろん賛成しましたが、市政の方針転換を求めるべく、討論(意見表明)を行いました。
■以下、討論全文■
まずは、議会での議論を経て小中学校の外壁について、対応の緊急性を理解し早速修繕に繋がる予算を措置したことは評価します。
しかしながら、ここまでの経緯は到底承服出来るものではありません。
屋上付近のひさしから約60キロのモルタル片が落下した久喜東中は2020年度から、建築基準法による調査で是正の必要があるとされていました。
それにも関わらず長期間放置して落下事故を招きました。
そして、外壁落下という重大な事態にも関わらず、議会への報告も全くありませんでした。
教室内で雨漏りが発生している久喜中学校の雨漏りも少なくとも2020年度から修繕要望が出ています。
十分な修繕予算を措置できず、これらを先送り、放置してきた、それは紛れもない事実です。
その一方で、過去には市長の「給食センター立ち止まり」により3億円近く必要の無かった経費が増加し、ごみ処理場には、ジョギングコースや、屋上庭園、光る煙突など、賑わい機能と称して、ごみ処理とは関係の無い費用が25億円も積まれようとしています。
市民ニーズがあるとは思えないフルマラソン大会の開催にも市長は意欲的です。
その他にも、市長の朝令暮改のために、これまで多くの税金が消えてなくなっています。
そのような税金の使い道をする一方、学校の危険を放置したり、公共施設の修繕を先送りにする「市政」が、市民の理解を得られるとは思えません。
先日の新聞報道に加え、今朝は全国ネット2番組で、久喜市の公共施設管理が杜撰である旨の報道がありました。
久喜市役所や久喜市議会にいると
「修繕予算が無いから先送り」という判断が、まるで仕方ないことかのように錯覚しそうになりますが、
それは世間の認識と大きくズレています。
だから、これだけの多くの報道がされるのだと思います。
このような状況下、今後も修繕を先送りにするようなことがあれば、市民からの信頼回復は不可能でしょう。
言うまでもなく、市の財源は市民の皆さんから「託されて」「お預かり」しているものです。
その自覚をもって執行にあたるべきと考えます。
今後は姿勢を改め、答弁にあった通り、法令が求める是正を文科省が示す通りの期間内に行うことともに、市民の命を最優先に、市政に取り組むことを強く要望します。
また市政のチェック機関たる議会議員として、再発防止に向けて更にチェックを強めていきたいと思います。
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