『政治を諦めない』という気概
渡辺よしみ参議院議員が政界引退を表明されました。
行政改革担当大臣等を歴任された後、ゼロから「みんなの党」を創設。
私を含め「中道で政治を変えたいけれど、コネもツテも無い」若い世代に、政界参入の道をつくって下さいました。
写真は議員秘書の頃、党のPR企画(ニコ生)の段取りを渡辺代表に説明している様子。結構な無茶ぶりも快く受け入れて下さったのを覚えています。笑
選挙では無類の強さを誇っていましたが、2014年に事実無根の週刊誌報道の影響を受け、落選。(週刊誌に報道された嫌疑は司法が不起訴と判断。事実無根であったことが明らかになっています)
国政政党の代表から、一気に全てを失った心中は察するに余りありますが、
落選中に迎えた統一地方選では、仲間たちの応援に、1人電車で周る気丈な姿がありました。
それまでは、黒塗りの車から颯爽と降りてくるイメージだった渡辺代表が
『Suicaのチャージが分からなくて、困ったよ』と言いながら1人で改札から出てくる姿は、私にとって衝撃でした。
でもその背中から、政治に対する壮絶な覚悟と、仲間への途切れぬ想いを感じ、深く感銘を受けたのは私だけでは無いはずです。
党は無くなってしまったけれど、代表が目指した「政治を諦めない!」という気概は、今も我々の胸に燃え続けています。
心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。
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