フルマラソンがもたらすメリットは?

先日の教育環境常任委員会で市長が提案している「久喜市でフルマラソン大会」について、疑問が相次ぎました。

今回明らかになったのは、フルマラソンのコース設定などの調査予算が297万円であること。

そのうち100万円は、なぜかクラウドファンディングでの調達を予定していること。

私は、委員長で議事進行のため発言は出来ませんでしたが委員からは会派問わず、

「そもそも、フルマラソンを開催することで久喜市民にどのようなメリットが?」


「交通規制やボランティア動員などを市民は望むのか?」


などの意見がありました。

現行の久喜マラソンであれば、家族で楽しむ要素や、健康つくり、プロモーションの意味からも意義は理解できますが、

この度のフルマラソンは、陸連公認コースを目指すとのことです。

フルマラソンという距離からも競技性が強く、市民参加の敷居は高くなるはずです。

また、交通規制や距離の問題から、今の久喜マラソンとは全く別コースになるそうです(菖蒲方面から白岡も含む可能性も示されていました)

そうなると今の久喜マラソンとは、別日の実施になる可能性もあります。

もしくは、久喜マラソンの会場をフルマラソンに合わせて変えることになりますが、

今までの「久喜市街を走るロードレース」とは、性格が変わってしまうと予想します。

そうまでして、フルマラソン部門を新設する意味はあるのでしょうか。

開催となれば久喜市からも1000万前後の財源が投入されるでしょう。(現行の久喜マラソン開催費の推測)

現時点では「調査」のため、開催が決まったわけではありませんが、今後どのような展開になるのか、議会からしっかり注視へして参ります。

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