公共施設の存廃を自治会に委ねる?


-議会だよりから抜粋-


【貴志】

栗原記念会館、太田集会所、花みずき会館、東町集会所、本町集会所は2022年度までに地元自治会に「譲渡」したい方針が示された。

市は「譲渡」という面だけでなく、維持管理費、最終的な解体費等「将来のコスト」を自治会に説明するべき。

公共施設の存廃を自治会に委ねるのでは無く、市が責任を持って決断を。

【市役所答弁】

 (自治会が譲渡を受けた場合)維持管理費や解体費は自治会の負担となるので、丁寧に説明する。

解体費等は引当金等を用意して頂ければと考えている。自治会と合意が図れなければ、公売を行う。

◆貴志の考え◆

集会所系公共施設の集約化は必要です。

ただし実質不可能な「譲渡」を押し付け、存廃の判断を自治会が行うような体裁を執るのではなく、

市が責任を持って判断し、判断の理由を広く説明するべきと思います。

そもそも「自治会」は法的に立場が明確ではなく、将来の大きなコストまで今から責任を負えるはずがありません。

そんなことは市も分かっているはずです。

今のやり方は、あまりにも無責任です。

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