実現!「通常勤務手当」なる、謎の手当が廃止へ!
以前、久喜宮代衛生組合議会で取り上げた現業職員への「通常勤務手当」問題。
これまで久喜宮代衛生組合の現業職員の皆さんには、「特殊勤務手当(通常勤務)」という名のもと、日常業務に対して給与とは別に、勤務日ごとに手当が支払われていました。
私は、以下3つの観点から、廃止の必要を議会内外で主張をしておりました。
・特殊勤務手当は文字通り「特殊勤務」に支払われるものなのに「通常勤務」に対して1日ごとに手当が支給されるのは不可解。
・通常勤務への対価は「給与」であり、通常業務に対して給与と別に手当を支給する必要はない。
・総務省からも不可解な手当の是正を求める方針が示されている
執行部より『見直しの必要性を認識している』旨の答弁を得てから約1年。
H29年度予算より、段階的に通常勤務手当は縮減し、H31年度より全廃される運びとなったことをご報告致します。
(これまでは年間合計約150万円が支出されていました)
◆
これからは、日本全国で少子高齢化が進み、人口減少社会を迎えます。
社会保障はじめ、これまでの日本を支えてきたシステムの多くは「人口が増えていくこと」「国が発展し続けること」を前提としていますが、その前提はもはや機能していません。
積み重なってきた「ムダ」「非効率」を一つずつ改め、行政のスリム化を図り、成長分野に限られた予算を投下すること、将来世代に出来るだけツケを残さないことが、
我々地方議員に課せられた使命のひとつだと思っています。
「選択と集中」を進めるために、これからも議会から声を上げて参ります。
0コメント