久喜中卒業式で祝辞

今日は、久喜市内中学の卒業式。
私は、久喜中学校で祝辞を述べさせて頂きました。


私はご挨拶の際、以下2点の遵守をポリシーとしています。

・紙の読み上げをしない(暗記する!)
・長くとも3分前後にまとめる

という訳で、話す内容を固めたら時間を計測しながら、暗記するまで練習。

昨日も、ど深夜(AM3時!)まで何度も何度も練習して今日を迎えました。

それにしても、卒業式は本当にいいものですね。

3年間の充実がヒシヒシと伝わる素晴らしい式でした。

涙涙の感動的な卒業式に参加させて頂いたことに心から感謝致します。

以下、祝辞の全文です。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

9年間の義務教育を終えた皆さんの姿、本当に力強く感じます。

小学校からの9年間、楽しいことも、大変なこともあったかと思います。

学校行事、授業、友達と過ごした時間、部活動やクラブで大切な仲間と同じ夢を追った日々。

覚えていることも、もう忘れてしまったことも、全ての瞬間が積み重なって、今のあなたがあります。

それはこれからも同じです。良い日も、そうでない日も、どんな日も必ず未来につながっています。

そのことを忘れず、挑戦を続けて下さい。

さて、いよいよ、この春から高校生活が始まります。

部活動や勉強に取り組む中で、必ずしも思い通りにいかないこともあるかと思います。

そんな時、皆さんに1つだけ約束してほしいことがあります。

「高校つまらない」とか「部活つまらない」とか、「つまらない」という言葉を簡単に使わないことです。

「つまらない」というのは、感想であり、感想は「お客さん」が使う言葉です。 

1度きりの人生。あなたはあなたの人生の「お客さん」ではありません。

あなたは、主人公であり、ストーリーを作る脚本家です。 

ストーリーを作るあなたが、「つまらない」と切り捨ててしまったら、その先の展開はありません。

もし「つまらない」と思うような状況があったなら、自分の力で、あるいは友達の力を借りて、その状況を面白く変えることが出来るような、力強い人でいてください。

この春、皆さんは自分の力で、進む道を切り拓きました。

希望通りの道に進む人も、そうでない人もいるかもしれません。 

でも、これだけは忘れないでください。

どんな道に進んだとしても、今はまだ、通過点です。

あなたの人生という長いストーリーの「途中」です。

主人公も、ストーリーを描くのもあなた自身ですから、その気になれば、この先どんな展開も描けるはずです。 

自分で決めて、自分で動いて、最高のストーリーを仕上げて下さい。

久喜中学校203名の皆さんの未来が一層輝くことを祈念いたしまして、祝辞と致します。

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